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看護学生のルールとエチケット
看護学生のルールとエチケット|髪色についてのガイドライン

看護学校は、一般的な高校や大学と違って髪色、身だしなみのルールが厳格なイメージがありますよね。

 

これから看護学校へ入学する予定の皆さんも「オシャレと学校ルールの両立」は気になるところではないでしょうか。

 

たとえば、「髪はそもそも染めて良いのか」、「染められたとしても明るすぎると良くないことはあるのか」このようなことに疑問をいだくでしょう。

 

本記事では、看護学生が学校生活をスムーズに過ごせるよう「看護学校における一般的な髪色についてのルール」について解説。

 

これから看護学校に通われる方は、髪色のガイドラインを守ることで得られるメリットまで分かる内容ですので、ぜひ最後まで見て頂き参考にしてみてください。

 

看護学生は髪色を自由にしていい?

先に結論から述べると、一般的に看護学生の髪色は自由です。しかしながら、ここで注意点があります。

 

  • 細かいルールは各学校による
  • 演習中、実習中など場面ごとで髪色のルールが異なることが多い
  • 髪色を派手にしすぎると周りからの評価や信頼性を築きにくかったりすることもある

 

通常は、長期休暇中や大事な演習、実習が終わった後などは、髪色を明るくしたり、インナーカラーを楽しんだりする学生が多いようです。

 

とはいえ、看護学生の場合、身だしなみや髪色について気をつけたい場面もあるので、あらかじめ知っておくと良いでしょう。

 

学校によってルールは様々なので、入学する前に、オープンキャンパス(在校生との座談会など)で確認しておくことをおすすめします。

 

学校内での髪色のルールはどう変わる?

看護学生は、学校生活の場面ごとで髪色のルールが異なることが多いです。

 

  • 入学式
  • 授業中
  • 演習中
  • 実習中
  • 就活中

 

学校によりそれぞれルールは異なりますが、それぞれの場面においての一般的な髪色のルールについて説明していきたいと思います。

 

入学式

看護学生の入学式における髪色は比較的自由であることが多いでしょう。

 

髪色も自由でアクセサリーも着用可能です。しかし、自由だからといってあまりにも明るすぎる髪色にしてしまうと、良くも悪くも目立ってしまうことは当然です。

 

その結果、周りから目をつけられてしまう可能性はありえますよね。

 

初対面で多くの人と関わりが多くあるこの時期は、オシャレを優先するのか、それとも自然なブラウン色におさえて無難に過ごしていくのか、第一印象をどう見られたいかを考えて選択していくと良いかもしれません。

 

授業中

看護学生の授業中における髪色のルールも比較的自由なことが一般的です。髪色を暗くする必要もなく、アクセサリーもつけて良いことが多いです。

 

ただし、授業中においても髪色が自由であるからといって、明るすぎるカラーにしてしまうと当然目立ってしまいますよね。

 

学校の先生もそれぞれ個性があるように、明るすぎる髪色をよく思わない先生もいるかもしれません。

 

学生生活を問題なくスムーズに過ごしたい場合は、学校の雰囲気を知り、周りの生徒の身だしなみの状況を把握してから髪色や髪色の変化を楽しんでみるのはどうでしょうか。

 

演習中

看護学生は、演習中は髪色に気をつけるべき時期になります。各学校によって細かいルールは異なりますが、明るめにカラーリングしている場合は暗めの髪色に戻しておきましょう。

 

規則が厳しい学校ではとくに注意が必要です。なぜならば、校則違反で演習を受けられないこともあるからです。

 

また、髪色だけではなく髪型も厳しい場合があります。たとえば、お団子ヘアにしないといけない、シュシュやヘアクリップは使用禁止など、各学校での独自のルールがあります。

 

細かいルールに関しては、演習に入る前に学校の規則をあらかじめ確認しとくと良いでしょう。

 

実習中

実習中の看護学生も髪色には注意が必要です。演習中と同様の心構えが必要で、実習期間中も明るめの髪色の場合は、暗めの髪色に戻しておくと良いでしょう。

 

実習では、病院の先輩看護師からも評価を受けます。実習中に髪色が明るすぎると先輩看護師からの印象はどうかわるでしょう?

 

人によっては髪色だけで厳しい目でみてくる場合もないとは言いきれません。

 

演習同様、実習もスムーズに終えるためには、髪色は暗めの色に戻し、清潔感をもって実習に参加し、その上で一生懸命に取り組んでいくと良いでしょう。

 

就活中

就活中の、看護学生は髪色を暗めにしておくことがおすすめです。これは、看護学生に限らず、一般企業の採用面接を受ける学生も同じことが言えます。

 

真っ黒な髪色にする必要はありませんが、黒髪よりやや明るい自然なブラウン色にしておくと上品に見えておすすめです。

 

就職活動中に関しても第一印象は大事な時期です。採用者側に好印象と思われる髪色、身だしなみとは何なのか?を考え、相手に不快な印象を持たせない配慮が大事です。

 

学生が知っておきたい校則や髪色に関するエチケット

看護学生がスムーズな学校生活を過ごすためにも、髪色ルール、エチケットについて知っておいたほうが良い事柄があります。

 

  • 校則ルールを守らないとペナルティが発生する場合がある
  • 黒染めスプレーは白衣に付着する可能性がある
  • 頻繁に染めると髪の毛が痛み不衛生にみられがち

 

それぞれについて詳細を説明していきます。

 

校則を守らないとペナルティが発生する場合がある

身だしなみのルールが厳しい学校だと、規則を守らないことで校則違反とみなされて、場合によっては、演習や実習に参加できないこともあります。

 

演習や実習に参加できなかった場合、成績に悪影響を及ぼす可能性もありますよね。ルールを守った上で髪色、髪型などを楽しむことで学校生活もより充実するでしょう。

 

なお、各学校によってルールは異なるところがあるので、わからないことがあれば、先生に相談し確認しておくと安心です。

 

黒染めスプレーは白衣に付着する可能性がある

明るい髪色を、実習や演習時に手っ取り早く黒く染められるスプレーは便利ですが、注意も必要です。

 

黒染スプレーは、手軽でシャンプーなどですぐ落とせます。しかし、雨や汗を書いた場合も落ちてしまいがちで、白衣などに付いた場合、汚れが目立つことが弱点です。

 

衛生面で気をつけたい演習や実習場面では黒染めスプレーは使わないほうが無難でしょう。

 

髪色を暗くする手段としては、自分でおこなう場合はカラートリートメントが手軽です。仕上がりを気にするのであれば、費用はかかりますが、美容院で相談しながら髪色を戻すと確実な仕上がりになるでしょう。

 

頻繁に染めると髪の毛が痛み不衛生にみられがち

そもそも頻繁にカラーリングすることが、髪の毛や頭皮にはあまり良いことではありません。

 

頻繁におこなうカラーリングは、髪の毛にパサツキを与えてしまうことから、ぱっとした見た目もあまり良い印象は与えません。傷んだ髪の毛は場合によっては不衛生に見える場合があるでしょう。

 

髪の毛へのダメージを気にするのであれば、一般的にカラーリングの頻度は1か月以上あけることが推奨されています。カラーリングの頻度についても意識すると良いでしょう。

 

控えめだけどおすすめな髪色とは?

髪色は、楽しみたいけど、学生生活は問題なく過ごしていきたい。コストも時間もかかるのであまり頻繁に髪色を変えたくない、と思われる方も多いかと思います。

 

このようにお悩みの方は、真っ黒ではないけど、学校生活でも問題ない自然な明るさのあるブラウン系のカラーがおすすめです。

 

  • ダークブラウン
  • グレージュ

以上のようなカラーは自然で上品なイメージも与え好印象にもなるでしょう。それぞれの髪色について解説していきたいと思います。

 

ダークブラウン

自然な髪色でおすすめな髪色として、ダークブラウンがあげられます。ダークブラウンの色味は、地毛より少し明るいといった印象です。暗い場所では黒く見えるけど、日の当たる場所では自然な茶色に見えるようなカラーです。

 

仮に美容室でお願いするのであれば、7トーン前後の色味を調整する方向で美容師に相談してみると良いでしょう。おしゃれと、学校生活を両立できるおすすめなカラーです。

 

グレージュ

グレージュ系カラーに関しては、すでにハイカラーでカラーリングしている人が暗めの色味に戻す際のカラーとしておすすめです。

 

カラーリングしている髪に、暗めのグレージュ系カラーを入れていくことで、黒っぽく見える効果があります。トーンに関してはカラーのプロである美容師と相談しながら染めていくと安心でおすすめです。

 

看護師として働く場合における髪色のルールはある?

看護師として働く場合は髪色のルールはより厳しくなるのか?気になる方もいらっしゃるでしょう。そして、社会人としておさえておくべき身だしなみマナーもあります。

 

  • 各病院によって髪色についてルールが異なる
  • 患者の中には髪色が派手すぎると嫌悪感をいだく場合がある
  • ビジネスマナーとして身だしなみを整えることは大事

 

各項目の詳細を説明します。

 

各病院によって髪色についてルールが異なる

看護学生が病院に就職し勤務するときは、病院によって髪色や身だしなみなどのルールは異なるでしょう。

 

就職する前の病院見学などで、先輩看護師の身だしなみなどを確認しておくことで病院の規則があらかじめ把握しやすくなるでしょう。

 

また、就活前にインターンシップへ参加すると、先輩看護師に疑問などを聞ける機会もあります。このときに身だしなみについて質問することでより疑問は解決できるでしょう。

 

患者の中には髪色が派手すぎると嫌悪感をいだく場合がある

実際に病院で働き出すと、病院スタッフだけではなく、さまざまな世代の多くの人と関わりを持ちます。このような環境では人からの評価も避けられない場面も多々あるでしょう。

 

スタッフからの視線だけではなく、患者からの視線も気になるところですが、中には明るい髪色に良くない印象をいだいてしまう方も一定数いるでしょう。

 

明るい髪色が決して悪いわけではありませんが、このようなことは想定して考えておいた方が良いかもしれません。

 

ほどほどで、控えめな身だしなみにしておいた方が、無難にその場をやり過ごせるケースもあるでしょう。

 

ビジネスマナーとして身だしなみを整えることは大事

病院内では患者とスムーズなコミュニケーションをとるためにも、患者を安心させるような見た目を意識することは大事です。

 

身だしなみを整えることで清潔感があるように見え、相手に良い印象と安心感を与えられるでしょう。

 

患者に気遣うことで、スムーズなコミュニケーションの構築につながればそれは幸いなことですよね。

 

その場の雰囲気に合わせ、常識範囲で身だしなみを整えることを意識すると良いでしょう。

 

まとめ

看護学生が気になる身だしなみについて、髪色のルールへの疑問を解説しました。

 

髪色についてのルールは学校によって異なる所はありますが、スムーズな学生生活を送るためには、演習、実習に関しては暗めの髪色に戻すことが一般的であることがわかりました。

 

そして、人にも個性があるように、過度な見た目に警戒心や良くない印象を抱く人もいることは覚えておいた方が良いかもしれません。

 

穏便に過ごしたいのであれば、ルールを守りつつ、過度ではない外見を心がけることで、学生も安心のもと、楽しく充実した生活になるでしょう。

 

またその後、病院へ勤務になったときも、身だしなみのビジネスマナーをおさえることで、職場でもスムーズなコミュニケーションを図れることがあります。皆様の学生生活がより充実したものになることを願っております。

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