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看護のインターンシップ現場経験を通じた学びと成長 (1)
看護学生のインターンシップ|現場経験を通じた学びと成長

看護学生がインターンシップへ参加するメリットとは?参加する事前準備から当日の流れ、その後の就職活動について記載。

 

インターンシップについてのよくある質問についても解説。疑問や不安が解決できます。

 

看護学生は、学ぶべきことや実習などに取り組み、看護学の知識とスキルを磨く努力を日々されているのではないかと思います。

 

そして、看護学を学び終え、国家資格を取得すると、その先は実際の現場である病院での実務になりますよね。

 

本格的な就職活動に入る前に、インターンシップへ参加することは、職場選びのミスマッチを防ぐためにとても重要です。

 

とはいえ、まだ経験がないインターンシップとはどのようなものなのか?不安に思う方も多いのではないかと思います。

 

そこでこの記事では、その不安を解消すべく、看護師がインターンシップへ参加する目的から、参加前の準備、当日の流れ、その後の就職活動において解説。

 

事前にどのようなものか知ることで、前向きに参加したいと思える内容となっています。

 

インターンシップに参加するメリットとは?

看護学生が、インターンシップへ参加する目的やメリットは多くあります。

 

  • 就職活動時の病院選びに役立つ
  • 現場の様子が分かる
  • 就職活動時の自己分析に役立つ

以上のようなメリットがあり、インターンシップへ参加することで役立つことはたくさんあると言えます。それぞれについて説明します。

 

就職活動時の病院選びに役立つ

インターンへ参加することで、就活活動時に将来働くであろう病院選びに役立ちます。

 

病院公式サイトや資料である程度の情報は入るかもしれませんが、情報量としては少ないでしょう。

 

実際に病院へいきインターンへ参加することで、病院看護師の貴重なリアルな声が聞けますよね。

 

その中で、病院の教育体制、休みや給与面、夜勤についてなどさまざまな疑問も解決できるでしょう。

 

また、病院は種類や規模もさまざまです。

 

インターンへ参加することで、「自分はこのような規模の病院で働きたいな」など自分が働きたいと思う理想の職場イメージも生まれるかもしれません。

 

現場の様子が分かる

現場で先輩看護師と就業体験をおこなうことで、自分が想像する病院とのギャップも埋められるでしょう。

 

インターンシップでは、就業体験や病院見学があるので、参加しながら自分が働く姿を具体的にイメージしやすいです。

 

職場の雰囲気から、実務の様子、どのような教育をしているのか、福利厚生など幅広く知れます。そのため、就職後のギャップを減らすメリットもあるといえるでしょう。

 

就職活動時の自己分析に役立つ

インターンシップへ参加することで、改めて自己分析ができます。その結果、自分の築き上げた看護観にも自信が持てたり、新たな価値観が芽生えたりするかもしれません。

 

なぜこの病院へ就職したいのか、どんな看護師になりたいのか、どのようなキャリアプランを目指したいのか、など自分の看護観が参加中の気付きから再確認できるでしょう。

 

そして、インターンシップは、先輩看護師と交流できる絶好のチャンスです。

 

少し勇気は必要ですが、思い切って疑問に思うことを質問してみましょう。その後の就職活動時においても自信につながるはずです。

 

インターンシップの当日の流れとは?

インターンシップの当日の流れとはどのようなものでしょう。細かいところは、各病院により異なりますが、一般的な流れは以下のようになります。

 

【インターンシップ当日の流れ】

  1. オリエンテーション
  2. 病院内の見学
  3. 就業体験
  4. 先輩との交流

各場面について説明していきます。

 

オリエンテーションへ参加

病院の集合場所へ着いたら白衣に着替え、その後オリエンテーションがはじまります。

 

オリエンテーションとは、インターンシップ当日の詳細説明です。

 

そのほか病院によっては、病院上層部の挨拶がおこなわれることもあるでしょう。

 

病院内の見学

先輩看護師が同行のもと、病院内の見学がおこなわれます。

 

ここでは同じ看護師を目指す仲間も一緒に病院内を見学することになるでしょう。

 

病院の手術室・ICUなど病院内の重要箇所も見学できることもあります。

 

見学時は、ただ「すごいな」と見学するのではなく、病院内の清潔さやスタッフの雰囲気などもチェックしながら見ていきましょう。

 

事前に自分が職場で重要視する要素を考えてから、見学に臨むのもいいかもしれませんね。

 

就業体験へ参加

就業体験は、各病院により内容は多少異なることもあると思いますが、基本的には先輩看護師とともに就業体験をしてみたり、先輩の働く様子を観察していくことが多いでしょう。

 

たとえば、先輩看護師が担当している患者へ挨拶したり、患者のバイタルチェックや心身の観察などを一緒におこなうような体験があります。

 

先輩と一緒に、患者の状態に関するカンファレンスに参加したり、清拭補助などの簡単な業務を実際におこなうこともあるでしょう。

 

先輩看護師との交流会

インターンシップでは、就業体験後に先輩に疑問を質問できるような交流があります。

 

よくある例としては、就業体験後におこなう親睦も深められる交流会です。病院によっては、先輩と昼食会を開くこともあります。

 

ここは貴重な機会なので、疑問点や不安に思っていることをあらかじめリストアップして、質問していくと良いでしょう。

 

近い先でもある入社1年目の様子なども聞いてみると、より具体的に働くイメージがつくかもしれません。

 

インターンシップ後の就職活動の流れは?

インターンシップへ参加した後におこなう就職活動はどのような流れなのでしょう?

 

  • 就活時期
  • 就活方法

看護学生の主な就職活動の時期と、どのような方法で就職活動の採用がおこなわれるのかを説明していきます。

 

就活時期

看護学生はインターンシップが終わり、最終学年の4月頃から、新卒看護師の採用試験を開始し、春から夏にかけて内定が決まることが多いです。

 

最終学年になると内定後も学生は、看護師国家試験の受験や病院実習など、忙しくなるので余裕をもったスケジュールで就職活動をおこなうとよいでしょう。

 

そのためには、まずは病院の資料請求を大学三年生の夏までにすまし、インターンシップへ参加するなどの計画を立てる必要があります。

 

就活方法

看護学生の就活活動の流れは、まずは病院に資料請求をし、合同説明会、見学会、インターンシップなどに参加します。

 

その後、インターンシップや見学会に行った体験をもとに、志望する病院を決めます。

 

病院への応募は、1つの病院しか受けない学生もいますが、複数の病院への応募も可能です。

 

試験内容は、小論文、面接による選考が一般的ですが、病院によっては一般常識や看護師国家試験対策問題などを含む専門的なテストもおこなわれることがあります。

 

インターンシップへ行く前の準備

インターンシップを実りのある体験にするには、行く前の自前準備も大事です。

 

  • 持ち物の確認
  • 到着時間と職場アクセスの確認
  • 職場マナーの確認

それぞれが準備しておきたい事項について説明していきたいと思います。

 

持ち物の確認

持ち物リストは、各病院のインターンシップ募集ページで記載されることが一般的ですが主な持ち物としては以下のようなものがあげられます。

 

【持ち物リスト】

  • 白衣
  • ナースシューズ
  • 名札(学生証)
  • 筆記用具

各病院の参加事項を必ず確認し、忘れ物がないようしっかり用意しましょう。

 

到着時間と職場アクセスの確認

インターンシップに限らず、はじめて行く重要な場所は、事前に到着時間や、病院までのアクセスをしっかり確認しておきましょう。

 

確認をおこなうことで、焦ることなく安心して当日を迎えられますよね。

 

病院までの経路が地図で見ただけではイマイチわからなくて不安な方は、事前に病院までの経路を交通機関やマイカーを利用して確認しておくことをおすすめします。

 

そのときに、将来職場となるかもしれない病院まで、実際通いやすいのかチェックしてみるとよいでしょう。

 

職場マナーの確認

インターンシップへ参加する前に基本的なマナーをおさえることも大事です。

 

なぜならば、先輩看護師は、参加中の学生の態度やマナーを観察している可能性があるからです。

 

  • 清潔感
  • 挨拶
  • 礼儀

とはいえ、マナーや礼儀はとくに難しいことはなく、普段から以上のような点を意識してみるとよいでしょう。

 

清潔感とは、髪型や、服装の乱れはないか。挨拶は、自分からハキハキと。礼儀マナーは、助けてもらった時はお礼を伝えたり、病院内では節度のある行動を心がけるなどがあげられます。

 

看護師のインターンシップでよくある質問

看護師がインターンシップへ参加する際のよくある質問をまとめました。

 

  • 看護学生はいつ頃からインターンシップを始めるの?
  • インターンシップ期間はだいたいどれくらい?

それぞれについて説明していきます。

 

Q.看護学生はいつ頃からインターンシップを始めるの?

A.看護学生は、大学3年生・専門学校2年生の春から徐々に病院の情報収集を開始し、インターンシップに参加するケースが一般的です。

 

そして、開催時期は学生の夏休みや冬休みなどの長期休暇中に合わせることが多いようです。

 

そのため、長期休暇前に余裕をもってインターンシップへの申し込みをしておくとよいでしょう。

 

Q.インターンシップ期間はだいたいどれくらい?

A.看護師のインターンシップは、個々の病院によって参加する期間は異なります。

 

短い病院で、半日程度。長くても3日くらいで終わることが一般的であり、一般企業のインターンシップより短いことが多いです。

 

まとめ

看護師がインターンシップへ参加する目的から、参加前の準備、当日の流れ、その後の就職活動において解説しました。

 

はじめての場所へ行くこと、挑戦することは多かれ少なかれ不安はつきものです。

 

しかし、思い切って参加してみることで知れる知識、新しい発見、自己分析にも役立ち、不安を上回る貴重な体験が得られます。

 

そして、入職後の勤務先のミスマッチも起こりにくくなるでしょう。皆さんの就職活動が順調に進むことを心から願っています。

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