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理想の看護師像とは?看護師のあるべき姿とその実現方法
理想の看護師像とは?看護師のあるべき姿とその実現方法

医療現場で働くことを目指している方にとって、理想とする看護師像とは何か、自分の看護観を見つけたい、このように思われる方は多くいらっしゃるでしょう。

 

しかしどのような方法で自分が納得する看護観を見つければよいのか悩んでいる方もいるかと思います。

 

本記事では、医療現場で働いてみたいと思う方の理想の看護師像を具体的に解説します。さらに理想の看護師像を知ったうえで、看護師として働くために考えておくべき看護観についても、具体的にどのような方法があるのか解説していきます。

 

今後長く看護師として働くには、自分軸で看護観を見つけることは非常に大事です。

 

そして看護観を見つけることでその先の就職活動、面接にも役立つきっかけになるかと思います。是非参考にしてみてください。

 

理想の看護師像とは?

理想の看護師像を知ることは、自分の看護観を見つけるヒントにもなるのでおさえておきたいことです。以下は具体的に世間が理想とする看護師像です。

  • 患者の気持ちに寄り添える
  • 早い判断力 豊富な知識
  • 患者のペースにあわせて処置ができる 精神面と体力面のタフさ

それぞれ理想の看護師像について詳細について説明します。

患者の気持ちに寄り添える

患者は、病気や怪我をして精神的にも不安定な場合が多いでしょう。

 

このような患者の精神状態を察して、心から寄り添える看護師は重宝されます。

 

看護師側が、心から患者に寄り添うことで、患者の心も開き、言いにくいような悩みも話してくれるようになります。

 

患者の安心感につながるだけではなく、引き出した情報から看護ケアに生かせる看護師は、プロの看護師といえるでしょう。

 

看護師も患者の個別性に合ったケアができると、使命感を果たせたと感じることもあるでしょう。

 

優先順位を見極める判断力

看護師は、医師より患者に近い位置にいます。そのため患者の些細な変化にいち早く気づき医師に提言するなど、対応することが大切です。

 

また場合によっては、複数患者のどの患者を優先するべきなのか判断しなくてはならない場面も多くあるでしょう。

 

経験を積んでいかないと難しいことではありますが、医師よりも早く患者の症状に気がつくことが患者をより早く救うことにもつながるので、理想の看護師像として考えられます。

 

豊富な知識

現場において知識や経験が豊富な看護師は、重宝されます。

 

実は、専門学校や大学で学んだことだけでは、現場で必要とされる看護師になれません。

 

リアルな現場で身につけた知識や経験から自分で考える力を養い、常にアセスメント能力や判断力、実践力を向上させ続けることが必要です。

 

また看護師は、看護師になったら終わりではなく、自分の希望するキャリアプランによっては、より専門性の高い認定看護師や専門看護師などを目指すこともできます。

 

働きながら学校へ行き、学ぶことも必要になる場合もありますが、スキルのある看護師は、現場においても患者にとっても求められる存在です。

 

患者のペースにあわせて処置ができる

看護師は、正しい処置ができることはもちろんですが、患者のペースにあわせて対応できることが望ましいといえるでしょう。

 

処置やケアを行う場合などは、患者は不安を抱いている方も多くいらっしゃいます。

 

看護師は正しく速やかに処置を行いながら、そういった患者の精神的な配慮もしなければなりません。

 

そのために実務に入ってからも現場での経験を積み、「どのようにしたら患者の気持ちに寄り添えるか」を考えてスキルを身につけていくことが大切でしょう。

 

精神面と体力面のタフさ

活力のある看護師がケアをしてくれると、患者も気持ちが明るくなりますよね。

 

看護師は、過酷な場面もある仕事です。勤務先によっては、夜勤もある場合や、人手がたりない場合もあります。

 

このようなときに、臨機応変に対応できる精神的にも体力的にもタフであることは重要です。

 

最初は実務に慣れていなくて大変な局面もあると思いますが、自分自身の健康管理ができることが大切になります。

 

看護観とはなに?

看護観とは、「自分は看護師としてどのような姿勢で働きたいのか」、「どのような目的や価値観をもって看護師になりたいのか」といったような、看護師になるうえでの自分の信念です。

以下は具体的な、看護観を見つける方法になります。

 

  • 実際に働く人の話を聞いてみる
  • 看護師としての知識を増やす
  • 看護師としての価値観を持つ
  • 看護師として働く目的を持つ

看護師を目指す方にとって、働きたい理由は今後の面接でも聞かれることになるでしょう。

 

実際に働く前に確認しておきたい価値観です。それぞれの詳細について解説します。

 

実際に働く人の話を聞いてみる

看護観を見つけるうえで現場で働く人の実務体験を聞くことは、とても良い方法の一つです。

 

また働く現場を知る具体的な方法として、看護体験ができるイベントに参加するという方法もあります。

 

看護イベントでは、病院などの施設を見たり、看護体験や、現場関係者との交流もできます。

 

また体験談を聞いたり、医療現場を見学することで、自分がイメージする働くイメージとのギャップも見つけられ非常にためになる機会となるでしょう。

 

看護師としての知識を増やす

看護師としての学び、知識を得ることで看護師像を見つけるヒントも増えるでしょう。

 

まだ実務経験のない中では、看護師として知識をふやす方法は授業や実習がメインです。

 

また、ほかにもネットを通じて情報を得る方法もあります。

 

たとえばYouTube動画などを利用すると、実際に働く看護師の1日や、看護師業務の本音が分かるような動画も見ることができます。

 

ただし、このような動画の信憑性は確実ではないので、あくまで参考程度にすることも気をつけたいポイントです。

 

看護師としての価値観を持つ

看護師として働くうえでの自分の信念、自分の価値観をもつことで、患者との接し方も変わりますし、「良い看護」にもつながります。

 

実際の現場の話を聞いたり、学校での授業、実習などを積み重ねることで自分なりの価値観が見えてきます。

 

また看護師として生きていく芯をもつことは、自分の生き方にも自信をもてるようになるので考えておきたいポイントになります。

 

看護師として働く目的を持つ

看護師として長く働くうえでの仕事の目的やキャリアプランをもつことは大事です。

 

たとえば、「看護師になることで人々が健全に暮らせるように努めたい。そのためには看護師資格取得から実務を積み、医療現場のスペシャリストである認定看護師になりたい。」

 

あるいは「看護師資格を取得したあとは、助産師資格取得を目指し、産婦人科で活躍できる人材になりたい」などさまざまなキャリアアップの道があります。

 

このように看護師としての目標や目的をもつことで、困難な場面に局面したときも、モチベーションの維持につながり、乗り越えられるポイントにもなるので考えておくとよいでしょう。

 

理想の看護師像のまとめ

理想の看護師像、自分の看護観について、考えるきっかけになりましたでしょうか。

 

まずはできることから実践してみることで、自分なりの理想の看護師像が浮かび上がってくると思います。

 

また自分の看護観をしっかりもつことで、自信がもてたり、迷ったときの判断軸にもなります。

 

今後の就職活動での面接においても、看護観をもっていれば、自信をもって話すことができるでしょう。これを機に、真剣に自分と向き合って考えてみることがおすすめです。

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